診断士サービス

売上を向上させたい、従業員を教育したい、経費を削減したい、事業計画をしっかりたてたい、新店舗を出店したい、様々なニーズに対して応える「中小企業の町医者」です。

サービスの概要

1.事業計画を共に作成し、継続的な成長を図る

「成り行き管理の時代は終わりました」
あえて厳しいことを申し上げさせていただきました。
経済が上向きで景気が良い時代では成り行き管理で経営を行なっていても継続的な成長することが出来たかもしれません。サブプライム問題をきっかけとした世界的な金融不安、原油や原料価格の高騰、中国製品の台頭、少子高齢化等々、経済にとってマイナス要素が以前多く、なんとなく経営を行なっていたのではそういったマイナス要素の影響をそのまま受けてしまいます。

「ベイトソンのゆでガエル」という有名な話があります。ご存知だとは思いますが念のため説明させていただくと、

かえるはいきなりお湯に入れるとびっくりして飛び出るが、水から少しずつ温度を上げていくと飛び出ずに茹で上がる。

というものです。
上記の例えを経営に置き換えると、もっとも調子の良かった時期から、現在の悪い時期に短期間で変化していればすごい危機感を感じてしっかりとした計画をとって行動するが、徐々に業績が悪くなった場合は本当に追い詰められるまで行動しない。といった現象に陥っている企業が多いのが現実です。

当方ではお客様がゆで蛙のようにならないように、経営計画の作成をサポートさせていただいています。具体的には、

経営状況・経営実績をどうなっているのか、
継続的な成長を図るために何をいつまでにするべきなのか、
問題点はどんなもので、どんな解決策があるのか、
目標達成のための投資とそのリスクは何があるのか、

等々、事業運営上必要な項目について徹底的に検討します。
登山をするとき、地図は詳しいほど安全な登山ができます。ですが、地図なしでも登山することもできます。どちらを選ぶのも自由です。

かえるはいきなりお湯に入れるとびっくりして飛び出ますが、水から少しずつ温度を上げていくと飛び出ずに茹で上がります。経営上はそうならないように、経営状況・実績の確認、目標の期日設定とタスク化、問題点の抽出と解決策の立案、必要な投資の選定とリスク対策等々、事業運営上必要な項目について徹底的に検討します。
2.必要なサービスを適正価格での導入、運営サポート

「どのサービスが自社に必要かどうかわからない」「適正価格がわからない」こういったご相談を受けることが多くなりました。

世の中には事業運営をサポートするための色々なサービスが蔓延していて、どのサービスが必要で、どのぐらいの価格で採用すべきがわかりにくくなっています。そういった性質から、自社にとって本当に必要なサービスかどうか分からないままに、相手の提案されたサービスを、提案された価格で提供されていることが多いのは悲しいことです。あまり件数は多くないですが、お客様の外部業者の価格とサービスをお伺いすると、「このサービスでこの価格!?」 と驚いてしまうことがあります。
経営全般に関する知識を持つ中小企業診断士の役割として、

  1. 1.事業の成長に必要なサービスを選定する
  2. 2.適正価格でサービスを導入する
  3. 3.サービス導入後の運用チェック・改善を行なう

の3点があります。
「サービスの提供者が適正価格で適正な品質を保っているか」
「事業運営上きっちり活用されているか」
そういったチェックをさせていただきます。
事業運営上で、
「今受けているサービスが適正価格どうかわからない」
「抱えている問題を解決するサービスを探しているが、何をどう探せばいいのかわからない」
といった悩みをお持ちでしたら、一度ご連絡下さい。

3.継続的な成長のために経営全体のバランスを保持

経営を横断的にサポートする価値を理解していただくために、アメリカの天才コンサルタントピーター・ドラッガーは以下のように表現しています。

生まれつき目の不自由な人たちが動物園へ行った。
そこで特別に象をさわらせてもらうことになった。

  • ・象の牙にさわったヒトは
    「象とは、槍のようにとがっている」といい、
  • ・象の鼻にさわったヒトは
    「いや、象とは、細長くぐにゃぐにゃとしているものだ」といい、
  • ・象の足にさわったヒトは
    「違う、違う、象とは、丸太のようにがっしりしたカタチをしているんだ」といい、
  • ・象の耳にさわったヒトは
    「君らみんな間違っている。象とは、平たくぺらぺらしているのだ」といった。

体験者の誰もが「自分の知る象」について語ってはいるが、部分を語るだけで完全な象について語っている人はいません。これでは全体像をはっきりさせったり、スケッチしたりすることは出来ません。経営についても同じことが起きています。

  • ・税理士・公認会計士は、
    「会計知識を活用して、数値を管理し経営分析・資金繰り計画をたてることが重要です。」と言います。
  • ・社会保険労務士・人材教育コンサルタントは、
    「企業経営の源は「人」です。従業員教育に力を入れましょう。」と言います。
  • ・営業担当者は、
    「やっぱり企業の根本的な重要事項は「商品」ですよ。ものが良ければいくらでも売ることが出来ます。」と言います。
  • ・ベンダーやシステム系のコンサルタントは、
    「このシステムさえ導入すれば、御社の業務はたちまち効率化しますよ」と言います。

どれもこれさえ実行すれば全てうまくいくとまではいかなくても、自分の担当する分野について一番重要であることを主張します。経営には他にも様々な要素があるにもかかわらず、自分の理論を相手に納得させるためにあえて自分たちが部分的であることを隠しているのです。
そのような意見だけを採用していては、健全な事業経営を行なうことはできません。一時は成長することは出来ても、継続的な成長を望むことは出来ないでしょう。そのような理由から専門家・コンサルタント呼ばれる人たちに対して、胡散臭い印象を受ける人が多いのも仕方の無いことです。

そのような専門家・コンサルタントとは違い当方が大事にしているのは、

バランス感覚

です。
上記のような各専門家の意見を取り入れつつ、経営全体でのバランスをとる。そのことを最も重要と考えています。

今頼りにされている専門家・コンサルタントが、
「部分的な要素を重要と語る方」
「机上の空論ばかりで、実際の成果が出ない」
ならば一度、ご連絡下さい。きっとお力になれると思います。

メールでの無料相談は24時間受付中です。どうぞお気軽にご利用ください。